湿地の生きもの
都沢湿地は、水の流れや深さ、生えている植物の違いで、いろいろなタイプの湿地環境があります。また、植物や野鳥、水生生物、魚類など、四季を通じてたくさんの生きものを観察することができます。
植物
ヨシやマコモなど大型湿性植物が多くみられますが、重機や草刈りなど人が手を加えた場所では絶滅危惧種のミズアオイやマルバノサワトウガラシが生育します。
マコモ
ミズアオイ
マルバノサワトウガラシ
野鳥・哺乳類
水生昆虫
魚・両生・爬虫類
キタノメダカやシュレーゲルアオガエル、アオダイショウなどが生息していますが、外来生物による捕食などの影響により、昔に比べてその種数は減っています。
キタノメダカ
シュレーゲルアオガエル
アオダイショウ
外来種
ウシガエルやアメリカセンダングサをはじめ、多くの外来動植物が確認されており、外来種による在来種の減少や生息環境の悪化が心配されています。
ウシガエル
タイリクバラタナゴ
アメリカセンダングサ
どろっぱ
《愛称理由》
湿地の「どろ」とそこに芽生える植物の葉っ「ぱ」、両手を「ぱっ」と広げて湿地にかかわる人や生きものたちの心を開かせ、たくさんの人を「ぱっ」と明るく元気にする。
《設定》
都沢湿地から生まれた「どろっぱ」。年齢や性別は不明。湿地で人や生きものとどろんこまみれになって遊ぶのが大好き。水と光を手に入れると「どろっぱ」という謎の呪文で辺り一面を緑と生きおのでいっぱいにすることができる。じゃんけんでは、どうしても「パー」ばかりだしてしまうのがたまにきずの心のやさしい謎の生きもの。